子育て

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    やっと第二スズメ幼稚園の雪もなくなり、定期開園完全復活を実現できた。



    でも、まもなくゴールデンウィークだというのに、札幌はまだまだ寒い。しかも、数年前からこの時期になると叩きつけるような強風が毎日のように吹き荒れるようになり、朝の給食は震えながら実施している。



    かと言って、東京のように4月に夏日が続くような陽気もまっぴらだ。僕が生まれ育った東京は、4月ならちゃんと春らしい陽気だった。



    我々人類が壊し続けた地球という惑星は、もはや後戻りできないほど気候変動が進行してしまった。もしかしたら、臨界点を越えたのかもしれない。



    全然春らしくならない札幌でも、スズメどもは意に介することなく子育ての準備に入った。



    あちこちでパートナー探しのナンパ合戦を繰り広げており、給食の最中でも尾羽をピンと跳ね上げ、変な声でメスを追いかけまわすナンパ野郎がいて、想像しいことこのうえない。



    中には、巣材をくわえてやって来るスズメもいて、人間が自滅的な環境破壊を続けていても、生命の営みをやめることはないのだ。



    たとえ寒くても、園長としては毎日給食を実施しながら、人間以上に少子化が進むスズメどもの子育てを見守るしかない。



    今朝、通勤途中の電信柱にゴキブリカラスがとまっていて、クチバシには木の枝をくわえているのが見えた。



    ゴキブリどもも子育てのシーズンなのだ。ここまで無駄に増殖しているくせに、さらに増えようとするからあきれるが、巣材を集めていたのが電信柱の変圧器の部分だったから、なおさら腹が立った。



    毎年、このゴキブリどもが電信柱に巣をかけたために停電事故が起きている。そして、汚ならしいヒナが孵ると、電信柱の下を通る人々を無差別に攻撃し始める。



    コイツらは人間にもスズメにも、いや、全ての生態系にとって有害無用でしかない。スズメの子育ては応援するが、ゴキブリカラスの子育てなどは、本来なら国を挙げて阻止すべきものだ。



    国がやらないのなら、僕がこの薄汚いゴキブリどもを殲滅してやりたいのだが、この国ではこんな有害生物も鳥獣保護法の対象になっていて、ゴキブリ退治をすると罰せられる。



    貴重な種が滅んでゆくのは見殺しにし、有害生物を保護するのだから本末転倒も甚だしいが、この国自体が本末転倒そのものだから仕方がない。



    せめて、スズメ幼稚園の園長にできるのは、このゴキブリどもの子育てを可能なかぎり妨害することだけだ。



    僕は、ポケットからレーザーポインターを取り出し、ゴキブリどもがとまっている電信柱めがけて照射した。ゴキブリどもは慌てふためいて飛び立ったが、隣の電信柱に移動しただけだった。



    さらにレーザーを照射して追っ払ってやったが、しばらくしたらまた戻ってきて、迷惑きわまりない巣作りを再開するだろう。



    それならば、コイツらがあきらめるまで、毎日レーザーを照射してやろうと思う。

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